====== 山名一覧 on the Web地図 ====== [[http://www.gsi.go.jp/MAP/CD-ROM/chi25000/chimei.htm|数値地図25000(地名・公共施設)]]の注記データから抽出した山名と位置の情報(約1.6万件)をベースとし、その他の山名情報も加えて、[[https://maps.gsi.go.jp/development/ichiran.html|地理院タイル]]の標準地図や空中写真(オルソ画像)、[[https://openstreetmap.jp/|OpenStreetMap]]の地図画像を背景として、山の位置にアイコンと山名を表示するサイトです。[[https://openlayers.org/|OpenLayers]]の機能を利用し、地図をスムーズにスクロールしたり、ズームしたり、回転させることができます。また、アイコンをクリックすると、山名に加えてよみがなや緯度、経度、標高をポップアップで表示します。ただし、これらは参考のために表示するもので、正確性や精度は保証しません(一応、日本山名事典と全数を照合チェックしているので、同等の正確さと思います)。その他、山名で検索した結果の一覧から、選択した山を中心とする地図を直ちに表示できる機能も備えています。 {{url>https://map.jpn.org/mountain.html 100%,480}} * [[https://map.jpn.org/mountain.html|山名一覧 on the Web地図]](全画面表示) * [[https://docs.google.com/spreadsheets/d/1YzbDvGkao0r37MqPXfxVkT_QvbippBSk9FkknNduAM4/edit?usp=sharing|山名データ更新履歴]](Googleスプレッドシートを閲覧します) なお、数値地図25000(地名・公共施設)の使用にあたっては、国土地理院の承認(承認番号 平29情使、第1007号)を得ています。このサイトに関するご意見・ご質問は、[[https://anineco.nyanta.jp/bbs/|サポート掲示板]]へお願いします。 (2019-03-09追記)数値地図の注記データは、山名を地図上に配置するために、山名の他、読み仮名と代表点として山頂の緯度、経度の情報を持っています。これを利用して、Web地図上の山頂の位置に山名を表示しています。しかし、注記データには、同じ山について重複している、あるいは位置が近接するデータ、尾根の名称、山頂から外れた位置に配置される山名のためのデータが混入しているので、これを仕分けるのが一苦労でした。最終的には下表に示すように、約1.7万件のデータから約1,300件を除外しています。残る約16,000件の山名データをWeb地図上に表示させてみると、OpenLayersの優秀さのおかげでスムーズにスクロールできて(流石に小縮尺で山の数が増える重くなりますが)、どこにどんな山名の山があるのかを把握するのに非常に便利であることが確認できました。しかし、注記データはまるっとそのまま使えるようなデータではなかったので、その情報の正確さには少々不満と不安を持っていました。 そこで、既に登録していた山名データを三省堂日本山名事典〈改訂版〉(以下、事典)と照合して全数をチェック、相違があれば訂正するとともに、まだWeb地図に登録されていない山があれば、登録しました。その結果として、事典の全ての山名データの登録が完了しました(ただし、峠名のようで実は山名のデータを見逃している可能性がわずかながらある)。最初から事典の山名データをピックアップしたのと同じ物を得たわけですが、1.6万件のデータをベースにしたおかげで、入力の労力が大幅に削減されました。 事典に掲載されている山名データの全数がWeb地図上に表示されていることを利用して、地図から事典への索引として使う、といったことも可能になります。特に、地形図に山名が表記されていないピークの場合、Web地図で緯度・経度は読み取れますが、それから事典を引くことはなかなか困難と思います(緯度、経度から最寄りの山を検索するくらいでしょうか)。また、難読山名で読み仮名が判らない場合、事典末尾の漢字索引を使うことになりますが、これも非常に面倒です。このサイトでは、山名で検索して出てきた候補から標高や読み仮名を得、さらにWeb地図上ですぐに位置も確認できるので、遥かに簡単です。 (2019-10-14追記)登録した山名の件数が20,015件となり、2万の大台を越えました。 ===== 使い方 ===== 画面右上のⓘボタンをクリックするとヘルプとクレジットのページが開きます。そちらを参照して下さい。 ===== ソースコード ===== [[https://github.com/anineco/web-map-apps/|GitHub]]にて公開しています。 ===== 山名データIDについて ===== このサイトでは、山名データにID(1以上の整数値)を付して管理しています。IDには一意であること以外に特に意味は持たせていませんが、1からスタートして順番に割り振っているので、下表のような情報を持ちます。なお、IDを割り振っても、Web地図上に表示したところ前述のようなゴミデータであったことが判明した場合は、そのIDは未使用とマークすることにより、除外しています(つまり、空きができても詰めない)。 ^ ID ^ 登録数 ^ 除外数 ^ 山名データ情報源 ^ 典拠 ^ IDの色 ^ | 1 〜 1064 | 1059 | 5 | [[http://www.gsi.go.jp/KOKUJYOHO/MOUNTAIN/mountain.html|日本の主な山岳標高]] | 1 | 黒 | | 1065 〜 17835 | 15460 | 1311 | 数値地図25000(地名・公共施設) | 2 | 黒 | | 17836 〜 18223 | 383 | 5 | 書籍・Webサイト | 101 | 橙 | | 18224 〜 21268 | 3045 | 0 | 日本山名事典〈改訂版〉 | 3 | 紫 | | 21269 〜 | 7 | 0 | 書籍・Webサイト | 101 | 橙 | | 合計 | 19954 | 1321 | (2019-03-09現在) | | | 書籍・Webサイトのところは、自分が登った山が未登録だったり、本を読んで未登録の山を見出した際に、そのつど調査して登録したものです。Web地図で山名データを選択すると、典拠によってIDの色を変えて表示します。典拠の情報の表記は実験的なもので、今のところ不正確です。 なお、「山名一覧 on the Web地図」の地図表示ページの右側パネルにある山名検索で、山名の代わりにID(%も含まず、数字のみで構成される文字列)を検索すると、そのIDの山名データが表示されます。特に 0 で検索すると、最も大きなIDをもつ山を20件表示します。 ===== TODO ===== * 別名表示機能。山名検索は別名も対象にしているのですが、ヒットした別名は表示されません。検索結果は合っているのですが分かりにくいので、その山の別名を一覧する機能を実装する予定 ⇨ 実現しました。 * その他の検索機能。ひらがな検索、標高別、地域別など、要望があれば。 ⇨ 地域別は実現しました。 ===== 更新履歴 ===== ^ 年月日 ^ 内容 ^ | 2021-10-02 | ヘルプとクレジットのページを更新。 | | 2021-01-08 | モバイル対応がほぼ完了。 | | 2020-12-25 | モバイル対応(必要最小限の対応で、随時改良中)。 | | 2019-07-17 | フォントサイズを14ptと大きくして、見易さを改善。 | | 2019-07-15 | 中心点ボタンで、中心位置にポップアップ。IDをauthで色分け。 | | 2019-07-10 | 農研機構の簡易逆ジオコーディングサービスを利用し、山名ポップアップで所在地を表示。 | | 2019-07-09 | 山名ポップアップで別名があれば表示。 | | 2019-07-07 | 地図を全画面表示。 | | 2019-05-02 | IE11で閲覧できない不具合を修正。 | | 2019-03-21 | 中心十字線の表示とON/OFF、中心座標を読み取る機能を追加。 | | 2019-03-10 | Web地図で山名を選択すると、典拠と備考を表示する機能を追加。 | | 2019-03-08 | 登録済の山名データを日本山名事典改訂版と全数照合・改訂するとともに、残りを全て追加。計19947座となる。 | | 2018-06-22 | さくらインターネットの新サーバに移転。 | | 2018-03-20 | 前回の表示から再開するように変更。 | | 2018-01-13 | 未だ開発中だが、とりあえず正式公開。 | | 2017‑12‑26 | 試験公開版を作成、公開。 |