件名: トラックデータの間引き
記事No 94
投稿日 : 2009/04/26(Sun) 00:37:10
投稿者 あにねこ
参照先
なかなか時間がとれず更新が滞っていますが、表記の件を検討中です。
gpsbabelというソフト(http://www.gpsbabel.org/)を使うと、
コマンドプロンプトから、例えば

gpsbabel -t -i gpx -f trk_in.gpx -x simplify,error=0.002k -o gpx -F trk_out.gpx

を実行すると、トラックデータ trk_in.gpx の点数を削減して trk_out.gpx に出力することが出来ます。
ここで、error=0.002k は許容誤差を表すパラメータで、単位はkmです。
(したがって、この例では許容誤差は0.002km=2mになります)
許容誤差をうまく調節すると、あまり軌跡の形状を変えることなく、
点数を数分の一に減らすことが出来ます。
(gpsbabel を使った点数間引きでは、もう一つ出力点数の上限を指定する方法があるのですが、
 こちらは一つのファイルに複数のトラックがあるとうまく行きません。)

ただし、gpsbabelが出力するGPXデータでは、
カシミール3Dで拡張された部分(トラックの線種、線色などの指定)が正しく出力されない
という問題があります。これは、一度、カシミール3Dに読み込んで、出力しなおせば
直ります。私のHPの最近の山行記録に掲載したGPSログはこの方法で作成した物です。

現在、gpsbabel の出力を修正するプログラムを作成して、上記の手順の自動化を図っています。
完成はまだ少し先になりそうですが、gpsbabelはいろいろ使えそうなソフトですので、
取り敢えず紹介しました。

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